僕はある日学校に行くのをやめた
女の子の友達から距離を置かれるようになって、数週間が経過した。
そしたら、今度は男友達からも距離を置かれるようになった。
他の友達の喋りは聞いてくれるのに、僕の喋りは全く聞いてくれなくなった。
ある日、友達とじゃれていた。
そのじゃれていたときに僕が発した言葉が友達を怒らせてしまったらしく取っ組み合いの喧嘩になった。
喧嘩なったときに、覚えていることはが一つだけある
誰も自分を心配してくれなかった
もうどうなってもいい。と思った僕は、学校の4時間目くらいで歩いてお家に帰った。
鍵を持っていなかったので、玄関の前で待っていたら母親が帰宅。
学校からも授業に出ていないと連絡があり、放課後に母親と学校に向かい担任の先生と話すことになった。
学校に到着。保健室に案内され、喧嘩をした友達、先生、自分、自分の母親と話したが結果、どっちも悪いということになった。
当時の自分は喧嘩した友達を責めてほしかった。でも、そうならない現実に愛想をつかせた。そのあとから徐々に学校に登校することをやめた。
友達を失った告白ゲーム
小学校を卒業し、中学校へ入学した。
その頃から不安が僕を襲った。周りが携帯電話、恋愛、成績(席次)などを気にするようになってきた。しかし、僕は携帯電話なんて買ってもらえなかった。恋愛なんて、友達と遊んでいる方がとても楽しかった。席次は、勉強が苦手だったので、もちろん下から数えたほうが楽であった。
そんな僕を「不登校」へとつなげた出来事がある。
当時、中学校で行われていたゲーム?的なものがあった。それは
「告白ゲーム」であった。
ルールは簡単で、誰が一番はやく彼女をゲットできるか。というゲームである。
それを、僕は本当のゲームだと思い、いろんな女の子に告白をした。
今考えるとこんなの誰もやっていなくて自分だけ必死こいてやっていたんだなと思う。中学校のときは今よりも自分に自信がなくて、このゲームで彼女をゲットできたら何かが変わるんじゃないかと期待していた。でも、良くなるどころか悪化した。
このゲームから一ヶ月経過したころ。
学校に登校するととなりの女の子から席を遠ざけられていた。
その時は、あんまり気にしていなかったが、席替えを行ったときに隣になった女の子から言われた一言でやっと今、自分が立たされている状況を把握した。
「お前の隣嫌だ。」
もう、クラスの女の子には知れ渡っており
小学校の頃友達だった、女の子からも距離を置かれるようになってしまった。
あんまり覚えていないが、当時思ったことは
自分は、告白ゲームで自分は女友達を失ったのだと
不登校なんて恥ずかしい
不登校なんて恥ずかしい。
絶対、みんな思っているはず。と専門学生になるまでずっと思ってきた。
絶対にかっこいいはずなんてない。家に何年も引きこもって、親の作ってくれるご飯を食べて、ただ寝るだけ。そんな日々を中学校の3年間をそうやって過ごしてきた。
今、こうしてブログをやってみようと思ったのは、今も中学生の頃と似たような壁にぶち当たっているから。これをブログとして残していったらなにか変わるんじゃないかと思ったから。
「不登校なんて恥ずかしい」この言葉は今になっても「いいや、違う。恥ずかしくなんてない」なんて否定することはできないが、少しずつ自分の中でいいように変わってきているのかなと思っている。
このブログでは、これからの出来事。今までの出来事を書いていけたらいいなと考えています。